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Macwindosh海外モバイル計画まだMacライクな使い方も解説しないうちに、それも国内でのモバイルの説明もしない内にこんな企画になってしまいました。
国内での通信はだいぶ活用してその便利さや可能性を実感していたのですが、突然、夏休みを利用して海外に行くことになり、その間の連絡とまた海外でのモバイルに関する現実を体験したく今回の計画をする事になりました。
実験と言っても、海外からの電話回線を使う時にどんな問題があるのか、また旅先からインターネットを利用する事の可能性と、そのおもしろさは何であるのかを体験したかったにすぎないのです。
そこで、向こうですることを考慮して聞きかじった事をまとめてみましょう。
1.<モデム>
私のMacwindoshにはモデムは内蔵されていないので、PCカード方式のものを購入する。
2.<モデム・チェッカー>
モバイル系の雑誌などにこれを使うことが書いてあって、何のことかよく分からなかったのですがとりあえず用意しました。後で理由がわかりましたので後述します。
3.<デジタル・ビデオ>
今回、旅先からホームページに旅行記を掲示する実験をすることにしました。そのためにデジタルカメラを持ち歩き、なおかつその電池の充電やデータの管理をするのは面倒なのでビデオカメラのみにする事にしました。
4.<ビデオ・キャプチャーCARD>
上記のようなわけで静止画を取り込むためにSONY製のDVキャプチャーCARDを用意しました。
また、その他に持っていく必要のある備品をあげてみましょう。
5.<マウス>
さすがに画像の加工などもありますし、マウスが無ければ面倒でしょう。
6.<本体用のAC電源>
これは当たり前ですが、ここで一つ注意が必要になります。それは各国でコンセント形状や電圧が違うことです。最近のほとんどのコンピュータは全世界の商売をするために240Vまでの電圧をカバーしているので安心ですが、コンセント形状がちがうのでアタッチメントを用意する必要性があります。
7.<各国の電源プラグ用アタッチメント>
今回、このアタッチメントのセットを買ったのですが、世界各国を旅行するような場合は何種類もの全部を持ち歩く必要があるのですね。ところが電話のモジュラージャックも注意が必要なのです。(後日、写真を掲載します。)
8.<電話回線用・各国電話プラグ>
最近のほとんどの電話機はおなじみのモジュラージャックですが、壁にあの形がついているのはアメリカ圏と日本のみだそうです。つまり、泊まったホテルの電話がモジュラー式で本体からジャックをはずせればいいのですが、古いホテルや昔の電話機の場合ジャック式ではなく、ケーブルのみが出ていて直接壁のジャックにさしてあります。その場合、そこのジャックを抜いてもアメリカ日本式のジャックはさせません。そこで、各国の電話プラグが必要になります。今回の旅行中、このような件が一カ所ありました。(後日、写真を掲載します。)上記のようにそれなりの注意点がありますし、海外は日本よりメカニズム的に遅れていることを意識しましょう。また、日本のようにそれならお店で買ってくれば良いと思ってもそんな簡単に電気屋さんやコンピュータ屋はありません。
以上の道具を一つのPC用のバッグに詰めて重量は3kgになります。(ビデオカメラは別)これが海外でモバイルをするために肩に食い込む重さです。
旅行中はメインのモンツァの友人の家にトランクを置いて、このPCバッグとカメラバッグをセカンドバッグに入れて移動しましたが、基本的に自動車での移動だからできたと言えます。日中はカメラバッグのみでホテルに入るときのみセカンドバッグを持ち運びました。そのようなことを考えると私のようにホームページを作る訳ではないような旅行の場合はメール確認ようのPDAで良いと思います。今回、PowerZaurusも実験すればよかったのですが、最近はさめてしまっていて忘れていました。
このような準備をして、一体何がしたいのであろうか。メールを見たい。ホームページをライブでアップするとどんな感動があるのか。海外モバイルは便利なのか、面倒なのか。意味があるのか、無いのか。そんなことの人柱になるべく私は出発したのだった。
さて、それでは次回、準備編で道具について説明しましょう。
第6話「 準備編! 」へ続く (緊急制作中!もう少しおまちください)
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