No.4 さっそく、検索サイトで調べてみた。分かっている文字「PULSE」だけで調べると膨大な量になる。そこでこのクルマを限定するために「CAR」を入れてみた。これで早速冒頭の写真の載ったページが出てきたが、まだ詳しくはない。ファンクラブもあると言うし、絶対に専門サイトがあるはずだ、もっと詳しい名前などを知れれば絞り込めると思いつつ、いくつかのキーワードが見つかった。ひとつはAutorcycleという呼び方が使われているということでした。つまり新しい概念ということである。デザイン的に言えば羽の無い飛行機とも言える。 以前に書いたように私は飛行機が好きで、その流れからオートバイが好きなようであり、このPULSEに興味を持ったのも飛行機らしさからかもしれない。とにかく詳細やディティールが知りたい私は、さまざまな検索を掛けてほぼ実態をしることができた。しかしすべてはアメリカのサイトである。日本でも興味がある人はいないのかと思い英文のキーワードばかりの中に一言「紹介」という日本語を加えた。この内容の記事書いている人がいれば絶対使っているであろう言葉だ。それで唯一、一箇所だけ引っかかった。そのページは日本で唯一の動くPULSEを所有しており、その動く映像も見せてくれる。左のコンテンツでリンクをはりましたので見れば是非見てください。 それらの情報をもとに分かったことは次のようなことであった。 当時は新車時代であるが、今見れば未来を表現した過去のデザインなのだが今でも未来的に見えるのは現実のデザインがそれほど進んでいないと言うこと? 上記は日本で唯一紹介されているHPより、抜粋しました。詳しくはそちらのページでご覧ください。また、同じように飛行機のような自動車でメッサーシュミットというのモノががありあります。上記のオーナーの方はそちらがメインで研究されていて、その中の一つとしてこのPULSEを紹介しております。
そのメッサーシュミットのHPも是非ご覧ください。私も興味のあるクルマです。 さて、海外のページで探したいくつかの情報を紹介しましょう。
しかし、これで気づいたのですが、このオートバイはバンクをしないのです。実はこのコトが私のイメージと違うことに先ほど紹介した日本のHPの映像でわかりました。 つまり、飛行機をイメージしている私は、あのバンクして方向転換するのが好きなのですね。しかしこの手の飛行機型オートモビルは飛行機が地上で移動するときの感覚だと言うことなのです。コクピットの雰囲気は充分味わえるのですが、浮遊感覚はないのです。これを味わうには2輪車かピザ屋で有名な3輪車(ジャイロという)しかないのです。だから、この感覚を突き詰めるのはやはりスクーターなのかなとつくづく思いました。 というわけで、自分のイメージがよりいっそう分かり貴重な情報が得られたと思います。
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2002
私は15歳の1970頃からバイクに興味を持った。それまでの重厚なデザインの時代がヤマハのDT1の登場により一気にモダンになった。それまでのバイクのフロントフォークはクッション部分の真ん中にバネがあり、それをカバーするようにゴムのブーツがしてある。人にたとえるならレッグウォーマーかルーズソックスをはいたような足周りである。それが、このDT1で突然、細く綺麗なおみ足が現れるようになったのだ。これをセクシーと言わずになんという。また大きな丸いシートクッションも女性のようで色っぽいのだ。そしてこれが大ブレークした。ユニークなモノは時代が早すぎて外してしまうことが多いのだが、これは成功した例だ。さて今回の話題は私も知らなかったバイクを知ったのだ。
それは先日、再放送の「なんでも鑑定団」を見ていてのことだった。番組の中では九州の自動車博物館でどうしてもこの出生が知りたいので調べて欲しいという依頼で、番組では自動車として紹介されていた。最終的にはヤマハのバイクエンジンを使用したクルマでアメリカ製だと分かったのだが、逆に4輪で飛行機のようなデザインのオートバイということである。そして「PULSE」の名前と映画「バック・トー・ザ・フューチャー」にも未来の映像の中に出ていたという。番組の中では著作権の関係から画像は見ることができなかったが、私は過去にあった未来の映画の中の過去に発売された未来のバイクデザインにとても興味を持った。そこでこのバイクを探してインターネット上を研究の旅に出た。
この旅は過去に未来(のデザイン)を探しに行くので、やはり「バック・トー・ザ・フューチャー」と呼ぶのかもしれない。
PULSE TV番組は私の気持ちとは関係なくさっさと紹介を終えてしまった。日本では唯一バイク雑誌が紹介したことが一度だけあったことやすでにこのメーカーは無くなっていること。トータルで350台ほど作られたこと。アメリカではファンクラブがあってレースもしているという。・・・であればインターネットで引っかかるだろう。
1.1985年ごろにアメリカでバイクのエンジンを使って作られた。
2.初期のブランドはLitestarで40台ほど製造
3.その後Pulseのブランドで350台ほど製造
4.その後会社は1991年に倒産
5.デザイナーは小型飛行機のデザインをしていたようだ。
6.1985年バック・トー・ザ・フューチャーにも使用される 生産を行っていたOMCC(オワソ・モーター サイクル カンパニー)社は残念ながら1991年に倒産してしまっており、米国本土でも入手困難アイテムとなっている。PULSEの総生産数は347台、またOMCCではなく80年代初期に製作されたLITESTARという同一のモデルが数十台。400台に満たない総生産数となっています。生産されていた91年までに日本にもこれまで数台が入ってきているようですが、通関証が無い物等が多く(つまり車検が通らない)、また商品として扱われた物の存在は私の知る限りでは現在のところ2台だけである。日本にも数台入ってきているようで大分かどこかの博物館に一台展示されているとの事。半年ほど前にテレビ東京系の「開運何でも鑑定団」でしたっけ・・・?にも登場してましたがやはり通関がないそうです。このHPに掲載されたSILVER BULLETは改造車検に、ん十万もかかりました。
ピントがぼけた写真だがこれがカバーの無い中身らしい。
下の車種のディティール写真がありました。
これはフロントのカウリングが無くなっているようです。
これがコクピットです。真ん中は三角形の部分は80年代のオートバイのメーターパネルの流用ですね。
下のさまざまなメーター類が自動車風ですが、最近のスクーターなどでも4連メーターなどが
出てきていてこの雰囲気に似てきています。
この写真をみると第2次世界大戦時の戦闘機のコクピットのようです。
右側にあるレバーはシフトレバーのようです。 リヤスタイルです。小さな羽が生えた飛行機のようですが、補助輪の付いたオートバイともいえます。ちょっと自転車の乗り始めを思い出しますね。しかし、これは後方視界が悪いですね。
飛行場でセスナとともに集合したPULSE達・・・
これは本物のミニ飛行機です。このデザインをした人がPULSEをデザインしたような記事があったような・・・
町中を疾走する、飛ばない飛行機。