すでにTwitterでも囁いていたのだけど、2006年の今頃、そうワールドカップの頃に、PowerMac G5の水冷型CPUの物を買った。当時の性能的にも満足していたが、数ヶ月前に4年分のデータが入ったHDを初期化してしまい、なんとかデータを普及して、他のマシンで使えるようにした。
ただ、データのfile名がすべて書き換わったので、リンクがとれず実質、過去のデータでの作業は手間のかかることを覚悟し、せめて、クラシック環境の使えるマシンとして余生を過ごしてもらおうと思っていたら、一昨日のW杯の日本敗退とともに翌日の昨日から電源が入らなくなった。知り合いが電源ユニットがいかれたのかもしれないというので、昨晩、オークションで部品や代替えマシンを探したのだが型番やその他を確認するために、本日分解をすることにした。すべての配線を外して、手術台の上に置こうとしたとき、「あれ?お漏らししてる。なんじゃ、こりゃ!それが下のイメージだ。
コンピュータのお漏らし、水分が下にあるなんて想像できるだろうか?
そう、このG5は水冷式というマシンで、買ったときからどんなメカなんだろうとは思っていたがその部分は、カバーされていて見えないのだ。さて、今回の電源交換のイメージでいたので、その電源の位置がどこだろうと探したら、タワーの底面にあることが分かった。ということはもしも水分が落ちてきたら、お仕舞いじゃんということでもある。
さてさて、この分解がとても分かりずらく、ネットで検索して、いろいろと分かってきた。そして最後にたどり着いたのが、この「液漏れ」だ。そして、アップルのサイトでは、危険なのでイジルナと書いてあるだけなのだ。つまり、それは「終わり」ということなのだ。
ついに、この前回のW杯からの「オシム→オカダ」の日本代表のごとく、四年の任期をこのG5は終えたのだ。それもW杯を見ていたのかのごとくである。
ということで、滅多に見ることの出来ない、水冷エンジンのコンピューターの中身を紹介しておこう。
(もっと、詳しく見たい方は、今回の画像を利用させていただいた、フランスのサイトをご案内します。かなり重いです。)
http://nysoyan.free.fr/Eaglefour/PowermacG5.html
そのほかの記事:http://blog.nobon.boo.jp/?eid=656237
本気でパイピングがされていた。そしてゴムホースと止め金具。これじゃ、いつかはこわれるわな。とにもかくにも失敗したな。ということで、かくして我がG5は事故に遭って大破してしまったとご報告いたします。
さて、次のブラジル大会までのマシンを探さないといけなくなった。
MAGO Fukuda