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F1GPまであと3日のモンツァの街はF1ウィーク。今日は雨のため出かけないでいたのですが、ちょっとモンツァの街を散歩することになりました。私の世話になっているコモ氏の自宅はモンツァの中心街の内側の家なので、門をでればそこはそのまま観光地です。石造りの街を歩きながらその中世の町並みの中に現代のお店や物がうまく調和して展示されています。また今週はF1ウィークでもあり、地元フェラーリ色がいっぱい何せ、京都の中心地から2km位の所に鈴鹿サーキットがあるようなものです。そんな中で写真のようなフェラーリ・ワインを見つけました。
昔のF1ポスターを使ったフェラーリのワイン
モンツァの街の中心に建つドゥオモ(教会)。
ごたぶんに漏れずここモンツァの街も大きなドゥオモがあります。その前の広場にはTV関係のステージや照明や大型ビジョンが設置されていました。現在の時間は午後8:00です。人もまばらで静かな街のたたづまいです。そりゃそうです。日本でいえばお寺の前ですからね。
と、その時、突然猛スピードでレーシングカーが目の前を
走り抜けていきました。なんとエンジンは人間の「足こぎ自動車」です。何だこれは。しかし、ドライバーはマジで猛スピードでスピードに挑戦しているではないか。
エンジンは人間の「足こぎ自動車」です。何だこれは。しかし、ドライバーはマジで猛スピードでスピードに挑戦しているではないか。街は人も少なく走れるのはわかるけど雨も降ってるのに、なにを遊んでいるのと思ったらコーナーにはオフィシャルが立っているし、どうもレースをやっているらしい。それもコースマーシャルは本物のモンツァサーキットの人たちのようで正式ユニフォームを着てマジにやっているのだ。この国の人々はいったい何を考えているのだろう。私は好きだけど。
PM20:00。人通りの無い町中でレースをする民族。
街のはずれにつくとレースカーがたくさん並んでいて、順番を待っている。どうもタイムトライアルをしているようだ。街はずれのこのストリートも静かに「足こぎ自動車」の音がしているのだ。それもスタート地点は登りである。まあ、人もいない静かな街である。我々も近くのピザ・ハウスに入って食事をすることにしたのである。
ワインを飲んでラージサイズのピザを一人1枚づつ食べて2時間ほどを過ぎて店を出て先ほどのストリートへ出てみるとなんとそこは大勢の人であふれかえっていた。PM23:00の町中は大にぎわい。
聞くところによると7時から10時くらいまではみんな晩飯を食っているので町中には人がいなかったのだという。それで現在の時間11時位になると大騒ぎ状態なのだ。先ほどのレースコースが上の写真だが、歩行者天国に変わったわけだ。
そこでまたまた、先ほどのドゥオモ前に行ってみると、なんとまーステージはピカピカ照明で音楽はガンガンでディスコ状態ではないか。人が多くて通りすぎるのも大変。ここは青空の無料ディスコと化していたのだ。それもお寺さんの前である。なんとまーと言うくにである。
周囲にはメルセデスやアルファ、フェラーリなどヨーロッパのメーカーが晴海展示場のように展示をしているのである。街が展示場になる、そして使わせてしまうこの国は素敵だ。コモ夫婦に言わせればこの国にはそれほど娯楽施設がないから、このような時に楽しむのだと聞かされた。さてさて、今後も発見の多い旅になりそうである。
第4話へ続く (工事中の場合は、もう少しおまちください)