No.8 携帯電話の研究

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携帯電話の研究「ドコモD505シリーズ」

副題:デジカメ付き携帯を比較する。

 私のモバイルは、NTTドコモの携帯電話とPHSの2台を持っているのだが、携帯は10年ほど前のアナログ携帯の時代に買い、その後5年ほど前、ドコモからアナログを終了したいのでデジタル携帯に替えて欲しい。と願望され、当初は機種交換を安くするからと言っていたのだが、段々とアナログ終了の期限が近づくとついに無料で交換するということになった。その当時はまだiモードなんて無い時代だったが、メールが受信できる京セラのDataScopeという半PDAのような機種にしてもらった。定価では8万位する機種だったので得したのだ。しかし、その時代の携帯電話はバッテリーがもたず100時間ほどしか待ち受け出来ないのだ。つまり4日である。電話を使えば減ってしまうので、結局2日位しかもたないのだ。それで、結局使わないまま、毎月基本料だけ払っていた。しかし考えてみたら、年間36,000円以上を払って何も使っていないことに最近気づいたのだ。
 最近の携帯電話はバッテリーも10日位はもつし、色んな機能もメールもできる。そこで今回研究してみることにしたのだ。基本的に携帯電話以外の魅力があるかどうかと言う基準である。

1.ドコモの505シリーズは6機種?

 まったく携帯電話に関心がなかったので、機種の知識もなにもありません。そこで今回の505シリーズの特長であるメガ・ピクセル(100万画素)カメラ機能に注目してみた。

一番画質の良いのがソニー製のSO505iである。デザイン的にも横型デジカメに電話機能が付いたというデザインである。ただこの180度回転する使い方をどうだろうか?また、肉厚があり、これは電話ではなくデジカメと見たほうがいいだろう。他人にみせる時は気を付けないと2つ折りタイプと間違えて壊される可能性がある。
 ただとにかくポケットに入れにくいこの固まりは電話としてはどうかと思う。

 右が三菱製のD505iで、これは123万画素相当と言っているが、カメラのセンサー部の画素は富士写真フイルムの63万画素スーパーCCDハニカムという八角形の受光素子を再計算処理で解像度をあげるもので、プレーンなメガ・ピクセルではない。横撮りカメラ的なデザインなっている。

これ以外にもデジカメ機能の機種はあるのだが、まずはこの2機種の自称100万画素レベルの携帯電話デジカメのクォリティを研究してみよう。本当はこれらの携帯を買った人からメールで画像を送ってもらえばいいのだが、そもいかないので、あるHP上に載っていた画像で比較してみた。
 

2.100万の画質はどの程度の実力なのか?

下の画像は発売前のSO505iで撮った物だそうだ。ライトを使っていないということで暗くメリハリがないが、次のD505iと比較すると画像の圧縮の影響がわかる。下は72dpiで100%表示で見た物だ。
SO505i(72dpi100%での画像の部分)

D505i(72dpi100%での画像の部分)

 これだけを見れば、D505iは悪くも見えるが、次の50%に縮小したものをみると、その圧縮の乱れは気にならないのだ。私はこの携帯電話デジカメでHPの画像に使用できないかと考えている。
 WEBで使う時は72dpiあれば良いわけで、100万画素もあれば加工も含めて充分なのだ。


下は72dpiで50%表示で見た物だ。

SO505i(72dpi100%での画像の部分)

D505i(72dpi100%での画像の部分)

 詳しく知りたい方は下記を参考にしてほしい。
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0304/08/n_505photo.htm

 

  上記の事でわかったことは、携帯電話デジカメの実力はやはり電話に付いたカメラ機能であって、デジカメに電話が付いたとは思わない方がいいと言うことだ。ただ目的によっては充分に使えるので目的をしっかり決めることかもしれない。私はWEB用に絞ってもう少し検討してみる事にした。ムービーを撮れる機種もありWEBに使うにはちょうどいいかもしれない。そんなことも含めてもう少し研究してみる次回はシャープのSH505iの予定。

 

(次回はシャープのSH505iへ)
つづく

 Editor in chief : Acchio F. Magonotti   Copyright : MAGO-NET 2003